医療情報システムのご案内

   当院の医療情報システム

当院は電子カルテを中心とする医療情報システム、及び院内OAシステムを導入しています。
1998年からオーダリングシステムを使用してきましたが、より一層の医療の質の向上、情報の共有、診療の効率化を目指して、厚生労働省の補助金を受け、2004年3月より電子カルテシステムを稼働いたしました。
電子カルテシステムを中核とした医療情報システムは、看護支援システム、医事会計システム、臨床検査システム、薬局システム、画像管理システム、栄養管理システム等をネットワークで結び、診療情報を一元管理して、集約・共有された情報のもとにチーム医療を推進、医療の質の向上と、患者さまサービスのより一層の向上を目指しています。


電子カルテサーバ室
●電子カルテシステムとは

従来の紙のカルテに代わり、診療録等の診療情報を電子化して保存・更新するシステムです。標準化されたフォーマットで情報の一元管理、共有を行い、院内のどこでも統一されたインターフェースで、患者さまに係る医療情報を閲覧・記録しています。
医療スタッフは、この電子カルテシステムを使用して、処方、検査等のオーダ、カルテ内容の記載等を行っており、その情報は高度なセキュリティシステムによって守られ、医師、看護、検査、薬剤、PSW、心理、作業療法、理学療法、医事等のスタッフで共有され、チームとしての一貫した医療の提供を行っています。

●システムの構成
電子カルテシステム
処方、検査、画像、給食等のオーダを行うオーダリング部分と、経過記録、問診、所見等を記載するカルテ部分が、1つのインターフェイスに統合されています。
厚生労働省の通達「診療録等の電子媒体による保存について」に定められた「真正性」「見読性」「保存性」の3条件を満たし、すべての診療情報が一元管理され、共有されています。

看護支援システム
看護業務を支援するため、看護計画、病床管理、ワークシート、カーデックス、実施入力、計画の評価、体温等のバイタルの登録を行っています。バイタルの入力はベッドサイドでPDAを用いて行われます。また病棟日誌、管理日誌、勤務表等もシステム化されています。
臨床検査システム
検体検査等の結果を分析、データを電子カルテシステムに送出、医師は電子カルテ画面で検査結果を確認・評価することができます。
薬局システム
医師が入力した処方がデータのまま薬局システムに転送されてくるため、正確かつスピーディーに患者さまのお薬を調剤できます。
データは錠剤分包機、散剤監査システムにも転送され、さらに正確さを保っています。

画像管理システム
放射線画像はデータとして画像サーバに保存され、PACSシステムによって電子カルテ画面で画像を確認することができます。
画像診断部門では高解像度の専用モニタにより、画像診断が行われます。

栄養管理システム
入院中の食事に関して、患者さま毎の食種、固形・流動食等の種別、糖尿食や腎臓食等の特別食、アレルギー食などのオーダに合わせた、献立作成、栄養管理、食種集計、材料の受発注等を行います。
医事会計システム
電子カルテシステムからのオーダデータを受け、患者さまの外来・入院医療費の算定、病院の診療報酬請求処理を行います。
レセプト電算処理に対応し、診療報酬請求を電子媒体でデータで行います。

預かり金管理システム
入院中の患者さまの預かり金・お小遣いを一括管理します。
服薬指導システム
電子カルテシステムと連動した服薬指導システムによって、患者さま個々の状態や薬歴に基づいて、個別の服薬指導を行います。モバイルPCを利用した、ベッドサイドでの個別指導が可能です。
●セキュリティの確保について
1.指紋認証システム
認証段階でのセキュリティを確保するため、当院では指紋認証システムを導入しています。あらかじめ登録された本人の指紋でなければ電子カルテを開くことはできません。
2.ログの管理について
電子カルテにおいては、「真正性」「見読性」「保存性」の3つの原則に基づく、高いセキュリティと厳密な管理が求められます。当院の電子カルテシステムは、処方・検査等のオーダ・修正・中止等の履歴や、診療記録の記録、閲覧、修正といった操作の履歴がすべてログとして保存され、記録の真正性を厳正に保障したシステムになっています。
3.サーバの管理について
診療情報は個々の端末には一切保持されず、一括してサーバで管理されています。サーバは高度なセキュリティ対策のもと、サーバ室で管理・バックアップされ、24時間稼働しています。
●機器構成
端末(クライアント) 約250台
PDA 約60台
プリンタ 約80台