
東京武蔵野病院 院長に就任いたしました石川美加と申します。
当院は1943年の開院から80年以上の長い歴史をもつ病院です。常に東京都の精神科医療を支える中核病院として、救急・急性期、亜急性期、認知症と様々な精神疾患の治療および支援に総合的に携わってまいりました。その中でも当院の一番の特徴は救急・急性期治療の充実ではないかと思います。即日でも可能な限り入院や外来受診をお受けすることができる体制を心がけています。患者さんやご家族からのご相談はもちろんのこと、医療機関、行政、福祉からの入院相談、外来相談を幅広く承っております。当院は熱意に溢れ、専門家として高い能力を持つスタッフを各部署に配し、院内の教育や研修に力を入れ、医療水準、医療倫理、医療安全の向上に努めております。全国的な人口の減少や高齢化、精神科疾患の病状の変化など、精神医療を取り巻く環境は大きく変化しています。その中で当院が質の高い医療を提供し続け、東京都の中核病院として信頼されるよう、また地域の精神科医療に貢献できるようにぶれずに全力を尽くす所存でおります。忌憚のないご意見、そして一層のご理解とご支援をどうぞよろしくお願い申し上げます。
院長
石川 美加
理念
私たちは常に病める人の立場に立ち
真心を持って医療の実践に努め
最高の医療サービスと
信頼されるケアを提供しつづけ
健康と安心できる生活の
向上に貢献します
基本方針
- 個人の尊厳を尊重し、説明と同意に基づく、良質で高度な医療を提供します。
- 地域の基幹病院として、ほかの医療機関や保健・福祉との連携を推進し、一貫した医療に努めます。
- 救急・急性期医療、さらに認知症医療の充実に努め、東京都の精神科救急・精神科救急急性期医療、認知症医療に貢献します
- リハビリテーション医療にも力を注ぎます。
- 適切で確実な危機管理に努めます。
- 優秀な人材の確保と育成・自己研鑽に励みます。
- 患者さんに役立つ臨床的研究活動を強化します。
- 健全経営を維持し、その成果は医療活動を通じて広く社会に還元し、世界からも信頼される病院を目指します。

