精神科治療プログラムについて
精神科治療プログラムについて

精神科の治療の3本柱は、「薬物療法」「精神療法」「リハビリテーション」です。
一般的に「治療」という言葉からは「お薬を飲むこと」や「医師や心理士との話し合い」などをイメージされることが多いかもしれませんが、「日常生活行動の練習」や「その人をとりまく人や状況についての調整」など「日々の生活そのものを整えること」も大切な治療の一つです。
当院では、その人にとって適切でよりよい治療を提供するために、医師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士、薬剤師、栄養士などのさまざまなスタッフが、それぞれの専門性を活かした治療プログラムを行っています。
各プログラムの概要
生活ミーティング

入院生活の場に関わる人々が定期的に集まり、さまざまな問題についてグループで話し合うものです。
服薬教育

安全で適切な服薬を続けられるために病気や薬の作用・副作用、服薬管理についての知識や方法を個別やグループで学ぶものです。
疾病心理教育

主体的に療養生活を営めるようになるための病気や治療についての正しい知識や情報を、個別またはグループで学ぶものです。
※2016年4月現在