東京都板橋区にある精神科を中心とした大規模病院です。

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学術交流会のご案内

学術交流会のご案内


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12月1日に、第28回学術交流会を開催いたします。

院外講師をお招きしての基調講演に加えて、院内スタッフによる口頭発表を予定しております。
日曜午前の短い時間ではありますが多くの方々のご参加をお待ちしております。

【日時】      2024(令和6)年12月1日(日)10:00~12:30(9:30受付開始)

【開催方式】会場参加形式 (当院E館6階会議室)

【院内発表】①脳腫瘍を合併した統合失調症の一例
       精神科医師 三谷 優太
      ②ウェルニッケ・コルサコフ症候群の発症から約4ヵ月後に治療開始となった50代女性の一例
       精神科医師 三輪 泰暉    
      ③協働できる看護補助者の教育とキャリア支援体制の構築~看護補助者業務改善プロジェクトの6年間の活動~
       副看護師長 福田 栄二

【基調講演】死を生きる
      講師 小堀 鷗一郎 先生 (堀ノ内病院 訪問診療医)

【申し込み締め切り】2024年11月29日(金)



直近開催交流会のレポート

2023年12月3日(日)第27回学術交流会

・参加総数79名(うち院外34名)

■基調講演「精神科医療における虐待問題・不適切な対応を考える」
講師:浅田眞弓 弁護士(丸の内あおい法律事務所)

病院での虐待問題について、事例と対策をご講演いただきました。
精神科病院の特徴である閉鎖的な環境、隔離・身体拘束の他、治療上必要とされている日常の様々な制限などが不適切な対応を起こしやすくする温床であることがよく理解できました。
常に第三者の立場に立ったつもりでその制限の必要性を考え直して削減を目指し、病棟もできる限り他者にオープンにしていく姿勢が求められるとの指摘があり、とても勉強になりました。

■口演発表①「東京武蔵野病院のクロザピン治療を振り返る」
講師:川上宏人(当院精神科医師/精神科リハビリテーション部長)

治療抵抗性統合失調症に対する切り札的な薬剤であると考えられているクロザピンですが、当院の50例の使用実績を解析し、副作用が起こりやすい要因や使用を継続させるための注意点について報告しました。治療の場に触れる機会の少ないクロザピンへの理解をさらに深める機会となりました。

■口演発表②「地域生活を諦めない―外来ナースの本気のケアマネジメント―」
発表者:早稲田由希(当院外来師長)、佐藤雅美(当院CNS)

外来看護師がルーチンで実施している地域ケアの概要を事例を交えて紹介しました。
患者さんの権利を奪うことなく、ご本人の感じる幸せや挑戦を支えていく取り組みを今後も続けていくには、病棟と外来の看護師が「一人の人間を支援する輪」として繋がることが重要であることを再認識したと同時に、外来のベテランナース揃いが故の弊害があることが発表者と会場参加者とのやり取りにより露わになりました。参加者からはアンケートにたくさんの感想をいただき、地域でのケアへの関心の高さがうかがわれました。
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