東京都板橋区にある精神科を中心とした大規模病院です。

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学術交流会のご案内(院内学会)

学術交流会のご案内(院内学会)

毎回テーマに沿った記念講演が行われ、各部門からの発表やシンポジウムが組まれています。この院内学会のほかにも数多くの臨床研究や研修のプログラムが用意されており、今後それらはさらに充実していく予定です。
2005年の第9回目からは名称を「院内学会」から「学術交流会」に変更し、広く院外の方をお迎えして開催しています。

開催予定の交流会

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12月1日に、第23回学術交流会を開催いたします。

今回は「新たなる可能性を求めて」をテーマに、院外講師をお招きしての基調講演に加えて、院内講師による教育講演、各部署からの演題発表を予定しております。
日曜午前の短い時間ではありますが、様々な立場の方々のお話を聞き、院内外の連携について考える貴重な機会になればと思います。
多くの方々のご参加をお待ちしております。

【日時】令和元年12月1日(日)9:30~12:30(9:00開場)
【場所】E6会議室
【テーマ】新たなる可能性を求めて
【基調講演】成人期発達障害の臨床
 講師 岩波明先生
(昭和大学附属烏山病院 病院長)
【教育講演】抗精神病薬の減らし方
 講師 川上宏人先生(当院 精神科医長)

直近開催交流会のレポート

2018年12月2日(日)第22回学術交流会

・テーマ「チームで取り組む地域移行支援」

・参加者103名(院内79名・院外24名)

■基調講演「多職種アウトリーチチームの実践を通じて考えてきたこと」
講師:伊藤 順一郎先生(メンタルヘルス診療所しっぽふぁーれ 院長)
   齋藤 和彦先生(特定非営利活動法人リカバリーサポートセンターACTIPS
訪問看護ステーションACT-J  管理責任者)

多職種アウトリーチチームの活動をご紹介いただくとともに、アウトリーチ事業を推進するにあたっての課題(施策上の問題、地域で危機的状況を乗り越えるシステムや関与技術の構築)と今後の展望について話題提供していただきました。
特に興味深かったのは、地域の中で、精神疾患や精神障害をもつ人々の危機的状況を捉える際に、病気や症状の枠組みでなく、危機/人生の出来事という枠組みで起きていることを考え向き合うことの必要性と、相手の価値観を大切にしながら、その人の苦悩に寄り添う支援哲学をもつことの重要性について言及されたことです。また、今話題の『オープンダイアログ』についても具体的実践例をご紹介いただき、盛りだくさんの内容に聴衆も最後まで魅了されました。

演題発表

地域移行支援に係る院内の取り組みについて報告がありました。

 
① 東京武蔵野病院における地域移行支援について(医療相談部)
当院の長期入院者数(1年以上入院)の現状が示されましたが、その数の多さに驚いたという声がアンケートでも多数寄せられました。また、地域移行支援事業を利用して退院準備を進めている事例紹介もあり、地域支援者の方々との協働の実際が非常にわかりやすかったです。慢性期病棟を中心に多職種による地域移行支援の担当者が配置され、定期会議や地域支援者交えての会議、病棟特性に応じた地域移行のためのプログラム運営などに従事されている取り組みなども紹介されました
 
②「外来における地域移行支援、地域定着支援の実際とこれから」(外来)
多岐にわたる外来業務の中から、今回は地域移行・地域定着に係る支援を中心に紹介されました。訪問看護はもちろんのこと、退院前訪問の外来看護師の同行や退院後の相談窓口機能を果たす外来継続看護は、患者さんにとっても、病棟スタッフにとっても、非常に心強いサービスだと感じました。病棟で活用しているストレングスマッピングシートやクライシスプラン、トークンエコノミーなど、それらツールが退院後も地域生活の中で応用され定着しながら症状管理に役立っている症例報告もあり、病棟から外来、地域生活と切れ目ない支援が行われているのをあらためて実感しました。
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